Paul Kletzki (パウル・クレツキ)
プロフィール
1900年3月21日、ポーランドのウッジ生まれの指揮者。1973年3月5日、リヴァプール・フィルとのリハーサル中に急死した。生地の音楽院を経て、ワルシャワ音楽院で作曲とヴァイオリンを学ぶ。23年、自作を指揮してデビューした後、ベルリンを本拠に作曲家として活動を続ける。33年にナチス政権が誕生したためベルリンを去り、第二次大戦中はスイスで過ごす。戦後は指揮者として本格的に活動を始め、54年からリヴァプール・フィル、ダラス交響楽団、イスラエル・フィルなどの常任指揮者を歴任。また、フィルハーモニア管弦楽団やウィーン・フィルとも、マーラー、シューベルト、チャイコフスキーの交響曲など、多くの名演を録音した。64年からは、第二の故郷とも言うべきスイスのベルン交響楽団、67年からはスイス・ロマンドの音楽監督に就任したが、70年に病気のため辞任した。
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