
10周年記念ベストを経てリリースされた14枚目のシングル。メロウなEDMのインスト曲で幕を開け、バンドが次のフェーズへと入ったことを感じさせる。野心が滲み出る歌詞とジャジィなピアノが印象的な4つ打ちミクスチャー・ロックの表題曲をはじめ、エレクトロなサウンドを多彩に料理したキャッチーな楽曲が並ぶ。

5人組バンドSuGが結成10周年を記念して発表したベスト・アルバム。メンバー自ら、ライヴのセット・リストを組むように選曲。かわいらしいポップな楽曲を得意とする彼らだが、ラウドやミクスチャーのテイストを採り入れたアレンジの曲などもあり、10年間の音楽的遍歴も楽しめる。

2007年に結成され、“ヘヴィ・ポジティヴ・ロック”を掲げて活動する5人編成バンドによるセカンド・ミニ・アルバム。アンチテーゼやアナーキズムをコンセプトにしながらも、耳に残るフレーズ、思わず体を揺らしてしまうビート感など、親しみやすいダイレクトな表現が気持ちいい。

13枚目のシングルとなる本作は、ハードなサウンドでありながらも、軽快なメロディラインと壮麗なストリングスが絡むスケールの大きな曲に仕上がっている。テーマは“現代病”。誰もが心にあらゆるものを抱え生きていることを踏まえ、それを超えようとする力強さが曲からは感じられる。

初の両A面シングル。「teenAge dream」は切ないメロディを配したへヴィ・ポジティブ・ロック。エレピの淡い音色が白昼夢のような揺らめきを醸し出し、聴く者を夢の中へ誘う。「Luv it!!」はTVアニメ『デュエル・マスターズ VSR』OPテーマ。驚愕の「上海ハニー」カヴァーもインパクト大。

約3年ぶりのフル・アルバムは、シングル4曲を含む全17曲というボリューム満点の一枚に。タイトルが“BLACK”であることからもわかるように、これまでとは異なるカラーを求めていて、ジャンルのごった煮感は過去最強にカオティック! ヘヴィでパンキッシュな側面が目立つ。

約1年間の活動休止期間を経て2013年12月に復活した5人組バンド、SuGの約4ヵ月ぶりのシングル。アレンジャーにPlus-Tech Squeeze Boxのハヤシベトモノリを迎えたタイトル曲は、時にエモーショナルで時に妖艶な、メリハリの利いたヴォーカルが魅力のパンク・ロック・チューンだ。

5人組バンド、SuGの10枚目となるシングル。タイトル曲はEDMの要素を取り入れた爽快なロック・チューン。アレンジを手がけているのは音楽プロデューサー&DJのTeddyLoid。彼らが提唱する“Heavy Positive Rock”を地でいくような突き抜けた勢いを感じさせる楽曲に仕上がっている。

2013年末に活動再開した5人組ロック・バンドの復活第1弾シングル。武瑠、yujiに盟友Tom-H@ckのアレンジと創作体制は不変だが、充満した感情や音楽的好奇心を一気に吐露したような、情動的でオルタナティヴな曲風へ。原点回帰と進化の両極を照らした、ネクスト・ステージの開幕だ。

2010年にメジャー・デビューし、2012年暮をもって突如として活動を休止したヴィジュアル系のSuG。彼らのメジャー期におけるベストが本作。ヴィジュアル系特有の華やかさ、恋愛観などを混ぜ込み、軽やかにポップに聴かせる。自らを“Heavy Positive Rock”と称する音楽の集大成がここに。

目下絶好調のSuG。矢継ぎ早のリリースにもその勢いが現れているが、本作ではかなり大胆な歌詞&楽曲で攻めてきた。セクシャルな陶酔をストレートに歌った「sweetoxic」「LOVE SCREAM PARTY」に挟んで、もうひとつの陶酔を歌う「fat inside horror」はなぜかほぼ英語詞。♂っぽい色気横溢の一作。

メジャー3枚目、通算4枚目のオリジナル・フル・アルバム。“人間は不完全である”というテーマを、“砂糖菓子の王国で起こる、最高に不完全なラヴストーリー”というコンセプトになぞらえて、キャッチーかつカラフルに描く。ひとつの物語がアルバム全体で展開されるコンセプト・アルバムだ。

ヘヴィ・ポジティヴ・ロックがテーマの5人組ロック・バンドのメジャー8枚目。「いつか鼻で笑ってやらあ」といったような、ネガティヴを無理にでも明るくという武瑠の世界観は潔し。かと思えば、エモ/メロコアな「SWEET COUNT DOWN」を披露したりと、その異端さがウケる要素かも。

“ヘヴィ・ポジティヴ・ロック!”をコンセプトにかかげる5人組ロック・バンドのメジャー7枚目のシングル。しっかりとしたバンド・サウンドを軸としながら、要所で見せるおもちゃ箱のようなアレンジは遊び心たっぷり。ポジティヴな歌詞の世界も彼ららしさが詰まっている。

5人組ロック・バンドによる6枚目のシングル。映画『ポールダンシングボーイ☆ず』主題歌起用の「☆ギミギミ☆」は疾走感のあるロック・チューン。カップリングに「キニシィヤンキーズ」「契約彼女、生贄彼氏」を収録し、ヘヴィなサウンドとポップなメロディが融合したSuGらしさが広がる。

“海賊たちの船上遊園地”をテーマにしたメジャー・セカンド・アルバム。ヘヴィ・ロック、テクノ、ポップスなどをちりばめたカラフルなサウンド、ストーリー性を持ったリリックのバランスが良く、質の高いコンセプト・アルバムに仕上がっている。その中心にあるのは、武瑠(vo)のプロデュースの能力だろう。

自分たちの思ったとおりに進む人たち、または悪友という意味のスラングを基にバンド名を冠した2006年結成の5人組、SuGによる5枚目のシングル。“ヘヴィ・ポジティヴ・ロック”を掲げる彼らならではの、キュートかつカラフル、そしてほんのり妖艶なポップ・サウンドが広がる一枚。

サード・シングル。テレビ東京系アニメ『FAIRY TAIL』新オープニング曲となる「R.P.G〜Rockin' Playing Game」は、デジタル・サウンドのスパイスを利かせた鮮やかなロック・チューン。迫力のラップで展開される「don't stop da muzic」、ポップな「16bit HERO 3」を含め、2010年にメジャー・デビューした5人編成ビジュアル系バンドの勢いが映し出されている。

5人編成ロック・バンドのメジャー・セカンド・シングル。華やかなリズム隊とダイナミックに弾けるブラスが一体となって、ほんとにぎやかで派手で超アゲアゲなパーティ・チューン。限定盤付属のDVDのビデオ・クリップも含めて、爆発する若さとエネルギッシュなパフォーマンスがまぶしく輝いている。

5人組ビジュアル系バンドのメジャー・デビュー・アルバム。インディーズで発表した4枚のシングル曲など多彩な曲を収録。サウンドは幅広く、音楽的素養の高さを感じさせるが、どの曲も弾けるようなきらめきがちりばめられているのが最大の魅力。骨太さと軟派さが同居しているような不思議な感覚がある。★

2006年結成の5人組で、インディーズで徐々に人気を得てきたビジュアル系バンドのメジャー・デビュー・シングル。ビジュアル系の伝統系譜は踏みながらもミクスチャーやエレクトロなども通過した今の世代ならではの自由さが光る。ルール無視の自由な歌詞も興味深い。