ミニ・レビュー
先日、来日したプレヴィン&ロスpoを聴いて感心したのはどんな作品でもそれなりにバランスよくまとめてしまう職人としての技量だった。本ディスクも独奏のコラールを含め、とくに解釈における必然性や問題性を意識せず口あたりの良い演奏として楽しめる。
収録曲
サン=サーンス:
01ピアノ協奏曲第1番ニ長調op.17
02「ウェディング・ケーキ (カプリス・ワルツ)」op.76
03オーヴェルニュ狂詩曲op.73
04アレグロ・アパショナートop.70
05アフリカ幻想曲op.89
演奏
ジャン=フィリップ・コラール(P) アンドレ・プレヴィン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団