ミニ・レビュー
パヴロヴァが世界巡演の際に踊った曲を集めた興味あるアルバム。ボニングは彼女の屋敷の屋根裏部屋にあった楽譜をもとに選曲したという。このアルバムはまさに宝石箱だ。特にリュイジニやチブルカ、リンケなど無名の佳品が聴けるのは無情の喜びである。
収録曲
リュイジニ:
01エジプト舞曲op.12
サン=サーンス:
02組曲「動物の謝肉祭」〜頻死の白鳥
マスネ:
03タイスの冥想曲
チャイコフスキー:
04「四季」op.37b〜クリスマス
ルビンシュタイン:
05歌劇「フェラモール」〜カシミールの婚約者の踊り
チブルカ:
06舞踏会のあとの愛の夢
クライスラー=ギャムレイ編:
07トンボ (美しいロスマリン)
ドリゴ:
08バレエ音楽「フローラのめざめ」
チャイコフスキー:
09「なつかしい土地の思い出」〜メロディop.42-3
アサフィエフ:
10ちょうちょう
リンケ:
11パヴロヴァのガヴォット
ドリーブ:
12ナイラ・ワルツ
カタラーニ:
13歌劇「ローレライ」〜オンディーヌの踊り
クルピンスキ:
14マズルカ「ポーランドの婚礼」