ミニ・レビュー
ブラジルのシンガー、ナラ・レオンの68年発表のアルバム。“ボサ・ノヴァのミューズ”と呼ばれた彼女がボサ・ノヴァから離れ、ブラジルの大衆音楽を取り上げたもの。キュートで透き通ったヴォーカルだが、知的さも併せ持っていていい雰囲気だ。
ガイドコメント
ボサ・ノヴァの歌姫ナラ・レオンが、60年代に発表したアルバムの世界初CD化盤だ。ロックというよりはブラジル回帰の傾向が強いが、これもまたトロピカリア時代の一側面なり。
収録曲
01リンドネイア
02ケン・エ (誰)
03ドンゼーラ・ポウル・ピエダーヂ・ナォン・ペルトゥルベス
04ママイ、コラージェン
05アノイチセウ (日が暮れた)
06モヂーニャ (流行歌)
07インフェリスメンチ
08ウン・ショリーニョ・シャマード・オデオン
09ムリェール (女)
10メドローゾ・ヂ・アモール (愛に臆病)
11デウス・ヴォス・サルヴィ・エスタ・カーザ・サンタ
12テーマ・ヂ・“オス・インコンフィデンチス”