ミニ・レビュー
「なごり雪」「「いちご白書」をもう一度」のカヴァー曲を唄い脚光を浴びたビリケンのファースト・アルバム。ヒップホップとフォークをミックスした“ヒップ・フォーク”を提唱する彼ららしく、どの歌でも親しみやすくメロウなフォーク歌に軽快なラップが心地よく絡み合っている。
ガイドコメント
ヒップホップ+フォーク=ヒップフォークという独自のアレンジで名曲を甦らせるビリケン。待望の1stアルバムは、カヴァーのほかにオリジナルも6曲収録。今後の展開がますます楽しみだ。
収録曲
01nagoriyuki
フォークとヒップホップが融合したユニット、ビリケンの1stシングル。伊勢正三の作による、イルカのヒット曲「なごり雪」のカヴァー。キラキラしたサウンドに乗せて、寡黙な歌の行間をラップが縫っていく。
02保津川くだり
03心の旅
04ビリケンのテーマ (1)
05ハネムーン
06日本も夏休み (ビリーひとり)
07交差点 (ケンひとり)
08岬めぐり
09「いちご白書」をもう一度。
2003年発売の2ndシングル。荒井由実の作による、バンバンのヒット曲のカヴァー。二度と戻らない青春が胸に甦ってくる歌と前向きなラップによって、思い出を噛み締める気持ちと前を向く気持ちに引っ張られる。
10銀河鉄道の夜に
11べこべここばち
12僕ん家の犬 (DJ COPA mix)
13しあわせの火