ミニ・レビュー
不器用なまでに自分をさらけ出した詩集も発表しているシンガー・ソングライター清木場俊介の3枚目のシングル。力強いギターのストロークを活かしたロック・ビートにのせて、「みんな同じ人間だ」と熱いメッセージを送り続けている。
ガイドコメント
個展を開くなど、EXILE以外の活動も活発にこなす“SHUN”こと清木場俊介の3rdシングル。彼のソロ・ライヴでギターを担当している高橋圭一をプロデューサーに迎えることでロック色の濃い仕上がりに。
収録曲
01人間じゃろうが!
フォーク・ロックのリズムにのせてフレーズを積み重ねていくメッセージ・ソング。後半に入り、感情の高ぶりとともに入るエレキ・ギターのソロやエフェクトを掛けたヴォーカルが、いかにも60年代風で懐かしい。
02さよならの唄…。
ピアノの弾き語りからゆったりとしたロック・ビートにのせて、これまでの多くの別れを、悲しみを振り返るよりも前へ進め、と苦悩を込めながら語りかける。自分の生き方や音楽に対する決意表明ともいえる曲。