ミニ・レビュー
'67年生まれの吉田直子のデビュー盤。(3)(5)(8)(9)(12)がオリジナル曲、他は編曲もの。ハープはムード音楽と結びつきがちだが、実は多彩な音色、大きなダイナミズム、と幅広い表現の可能な楽器だ。演奏はめりはりのきちっとついた活きのいいもので、清々しい。
収録曲
01アラベスク第1番 (ドビュッシー/ルニエ編)
02アラベスク第2番 (ドビュッシー/ルニエ編)
03古代様式の主題による変奏曲 (サルツェード)
04愛の夢第3番 (リスト/ルニエ編)
05いたずら小鬼の踊り (ルニエ)
06スペイン舞曲第1番 (ファリャ/グランジャニー編)
07夜鳴きうぐいす (リスト/ルニエ編)
08演奏会用練習曲「朝に」 (トゥルニエ
092つの小品:第1曲「東洋的な踊り」/第2曲「トッカータ」 (ハチャトゥリアン)
10シチリアーノ (レスピーギ/グランジャニー編)
11ザラゴーザ (アルベニス/マクドナルド編)
12つむじ風 (サルツェード)
13ためいき (リスト/ルニエ編)