ザ・イエロー・モンキー / マザー・オブ・オール・ザ・ベスト [3CD] [限定]

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ザ・イエロー・モンキー / マザー・オブ・オール・ザ・ベスト [3CD] [限定]
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    MOTHER OF ALL THE BEST
  • ジャンル:
    国内ロック&ポップス
  • レーベル:
    BMG
  • 規格品番:
    BVCR-18040〜2
  • 価格:
    4,180 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ガイドコメント
THE YELLOW MONKEYが世に送り出したすべての楽曲の中から、メンバー自ら選曲した初のメンバー監修ベスト。過去に在籍した2つのレコード会社の壁を越えた最初で最後の究極アイテムだ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    2位 (2004/12/6)  ⇒  5位 (12/13)  ⇒  15位 (12/20)  ⇒  25位 (12/27)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    2位 (2004/12/6)  ⇒  7位 (12/13)  ⇒  10位 (12/20)  ⇒  9位 (12/27)
  • TOWER RECORDS 札幌 アルバム総合
    3位 (2004/12/6)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    3位 (2004/12/6)  ⇒  9位 (12/13)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    7位 (2004/12/6)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    4位 (2004/12/6)  ⇒  6位 (12/13)  ⇒  10位 (12/20)
  • TOWER RECORDS ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム
    2位 (2004/12/6)  ⇒  5位 (12/13)  ⇒  9位 (12/20)  ⇒  11位 (12/27)  ⇒  16位 (2005/1/3)  ⇒  14位 (1/10)
収録曲
[Disc 1]
01NAI
12thシングル「LOVE LOVE SHOW」にカップリング収録されたミディアム・ポップ・ロック。“幸せだけど恐い”というナイーヴな恋心をテーマにした歌。“ない”を連呼するエンディングが特徴的。
02SPARK
マイナー基調の軽快な8ビート・ロック・ナンバー。テケテケ風のギター・フレーズやメジャーなサビへの心地良い転調など、歌謡ロック的なサウンドが魅力。肉感的表現の巧みな吉井和哉らしい歌詞も冴えわたっている。
03楽園
ヴォーカル吉井のセクシーな歌声が炸裂する、まさしく楽園への階段を上るように階調をあげていくようなメロディが気持ちいいギター・ロックだ。サビの韻を踏む歌詞も、心地よく胸に響く。11thシングル。
04TVのシンガー
普段テレビで観る憧れのシンガーも、現実の姿は汚れたものだと吐露する重めのロック・ナンバー。随所に登場するツェッペリン風ギター・リフが印象的。作曲をギターの菊地英昭が手掛けている点にも注目したい。
05TACTICS
5thアルバム『Four Seasons』に収められたアッパーなロック・ナンバー。70年代のグラム・ロックを思わせるような、煌びやかなアレンジもはまっている。イエモンらしい一曲。
06球根
全曲イギリスで録音されたアルバム『PUNCH DRUNKARD』にも収録された、彼らにとっての14thシングル。冒頭、静かに鳴り響くギターと揺らぐ吉井の声、そしてサビに向かって爆発していく雰囲気は、レディオヘッドを彷彿させる。
07BURN
ラテン・フレイヴァーのマイナー・ロック。要所に登場する節操あるキーボードやイントロ〜Aメロにかけての自由度の高いドラムなどが特徴的。“思い出だけが性感帯”など、吉井和哉にしか書けない歌詞も見事。
08LOVE LOVE SHOW
イエモンの代表曲の英語ヴァージョン。“あなたが”を“Another girl”とする冒頭での語呂合わせ以外は、日本語詞を考慮しながらもオリジナルな内容となっている。楽曲自体は日本語詞ヴァージョンと同じで、どちらにも対応するオリジナルの楽曲の良さが光る。
09HOTEL宇宙船
コスミックなイントロで始まるアメリカン・ロック・チューン。“メラメラ”や“ビリビリ”といったオノマトペを巧みに採り入れた歌詞や爽快なサビ・メロディ、エンディングの“アハハ”など、極めて明るいナンバー。
10カナリヤ
アルバム『8』に収録されているミディアム・ポップ・ロック。Aメロの幾何学的なシンセ・フレーズやコール&レスポンス形式のサビなどが特色。ナイーヴな感情を極めて詩的な表現で綴った歌詞も味わいどころ。
11パール
2000年7月の22ndシングル。アップ・テンポの一見ポップなナンバーなのだが、迷いや悩みを感じさせる歌詞と、空元気にも感じる明るさがかえって切ない気持ちを誘う。でもロック・バンドとしてのかっこよさは健在。
12花吹雪
6thアルバム『SICKS』に収録。必ずしも明るくなりきれないメロディに、幸せになりきれない、だけどエロティックな歌詞がぴたりとはまる。セクシーなヴォーカルがたまらない。
13JAM
セクシーでアダルトでちょっと下世話なロックが得意だった彼らが、バラードも聴かせられる本格派バンドとして、人気を集めるようになった起点となる9thシングル(96年発表)。ロングセラーとなった。
14空の青と本当の気持ち
3拍子基調の滑らかなリズムが心地良いミディアム・ナンバー。全編を通して繰り広げられる伸びやかなヴォーカルと極めてメロディアスなギター・ソロなどが聴きどころ。アルバム『FOUR SEASONS』収録曲。
[Disc 2]
01LOVERS ON BACKSTREET
94年7月発表の4thシングル「熱帯夜」にカップリング収録された軽快なポップ・ロック・チューン。多彩なリズム・チェンジやキメのフレーズ、キャッチーなコード進行など、タイトにまとめあげられた好ナンバー。
02夜明けのスキャット
1969年にヒットした由紀さおりの代表曲のカヴァー。もともと吉井和哉の楽曲に歌謡曲の要素があるためか違和感はなく、バンドもタイトにまとめ上げている。6thシングル「嘆くなり我が夜のFantasy」のカップリング曲。
03天国旅行
ギターの長めのイントロで始まる大作ロック。感情を炸裂させる吉井和哉のヴォーカルをはじめ、ドラマティックな曲展開や内容の濃いギター・ソロ、辛らつな歌詞など、彼らのアーティスティックな面が結実した充実の7分間。
04創生児
自分の中の理性と本能、善意と悪意、天使と悪魔といった2面性をテーマにした名ナンバー。その2つを左右のチャンネルに振り分け、言葉遣いや声色も変えるなど、アイディアが満載。ヘッドフォンで聴くといっそう面白い。
05This Is For You
1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND〜』に収録されている2ビート基調の穏やかなナンバー。その後のイエモンとは一味違うチャーミングなまでにポップな曲調や長めのギター・ソロなどが特徴的。
06嘆くなり我が夜のFantasy
イントロのカッティングやシャープなリフなど、ギターのカッコ良さがきわだつ16ビートのファンキー・ロック。毒気と美意識がバランス良く織り混ざった吉井和哉らしい歌詞とキャッチーなサビのメロディなどが魅力。
07熱帯夜
94年7月発表の4枚目のシングル曲。エロティシズムの中に哀愁を感じさせる歌詞、タイトなロック・グルーヴ、シンプルでキャッチーなサビのメロディという、イエモンの1スタイルを踏襲した完成度の高い1曲。
08真珠色の革命時代 (Pearl Light Of Revolution) (Live Version)
オリジナルはメジャー・デビュー盤に収録されている壮大なスケールのロック・バラード。過酷なインディ時代からメジャーに進出する際の心境が反映された歌詞に定評があり、最初期のナンバーの中でも特に人気が高い。
09悲しきASIAN BOY
派手やかな女性コーラスが参加した軽快なロックンロール・ナンバー。日本人やアジア人としての意識に触れる意味深長な歌詞とアメリカ的なサウンドのコントラストがユーモラス。94年2月発表の3rdシングル曲。
10SUCK OF LIFE (Album Version)
2ndアルバム『EXPERIENCE MOVIE』収録曲。グラム・ロックの雰囲気を残したサウンドと“これぞイエモン”といったキャッチーなサビが魅力。初期デヴィッド・ボウイを彷彿とさせるイントロにも注目。
11Father
軽快な8ビート・ロック。父への愛そのものより、今の自分について伝えることに重きが置かれた歌で、母へのそれとは異なる父子特有の愛の形を読み取ることができる。楽曲自体はメロディ良しノリ良し構成良しと、文句なし。
12人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)
タイトル通り、祖母の死について綴った歌。繰り返される“血が泣いているんだよ”に象徴されるように、身体の内側から嘆き哀しんでいるが、サウンドは極めて爽やかでポジティヴ。ゆえにその死を受け入れていることがわかる。
13SO YOUNG
青春をテーマにした名曲。ロータリー系の柔らかいギター・サウンドやメロディ終わりの字数合わせ的な“uh〜”というフレーズなどが特徴的。ハイロウズの「青春」といい、おじさんロック・アーティストが作る青春ソングはいい曲が多い。
[Disc 3]
01LOVE LOVE SHOW (English Version)
イエモンの代表曲の英語ヴァージョン。“あなたが”を“Another girl”とする冒頭での語呂合わせ以外は、日本語詞を考慮しながらもオリジナルな内容となっている。楽曲自体は日本語詞ヴァージョンと同じで、どちらにも対応するオリジナルの楽曲の良さが光る。
02BULB
名曲「球根」の英語ヴァージョン。「LOVE LOVE SHOW」とは異なり、忠実に日本語詞の内容を英語で表現している点が特徴的。歌詞の“球根”は“子宮の胎児”“陽の光を待つ花”などと訳されていて、非常に興味深い。
03O.K.
ブラック・サバスの「WAR PIGS」を彷彿とさせるアグレッシヴなハード・ロック・チューン。ここぞとばかりに炸裂するギター・ソロが聴きどころ。17thシングル「MY WINDING ROAD」のカップリング曲。
04NEW YORK CITY LOSER
ブルース・フィーリングに満ちたミディアム・ロック・ナンバー。ニューヨークでの“お上りさん”ぶりを綴ったユニークな歌で、吉井和哉も力の抜けたラフなヴォーカルを披露。曲終わりにつぶやくオチ的な一言が本心であろう。
05HEART BREAK
ボサ・ノヴァ・テイストのミディアム・バラード。サックスとストリングスを採り入れたムーディなバッキングや捉え方によってはかなりきわどい歌詞などが魅力。バンド演奏主体のアルバム・ヴァージョンも要チェック。
06DEAR FEELING
21枚目のシングル「SHOCK HEARTS」のカップリング曲。コーラスとストリングスが美しく響きわたるサビやリズムが倍になるブリッジ後半部分などが聴きどころ。歌詞は“感触”をテーマにしたやや難解な内容だ。
07GIRLIE (Original Mix)
切ないロック・ナンバー。イントロから延々と繰り返されるドラム・パターンやエロティックな1番の歌詞などが特徴的。聴きどころは、サビよりキャッチーなブリッジとギター・ソロなども展開される終盤のクライマックスだ。
08ネバーギブアップ
ラスト・シングル「プライマル。」のカップリング曲。ロックらしいエッジの効いたユニゾン・リフや力強いゴスペル風コーラスなど、派手やかなサウンドが魅力のロック・ナンバー。終わりそうで終わらないエンディングもオツ。
09サイキックNo.9
テンションの高いハード・ロック・ナンバー。“念じてGO”や“あなどれないアドレナリンリン”などの言葉遊びがユニークな勢い勝負の1曲。オリジナル・ヴァージョンはラスト・アルバム『8』に収録されている。
10MOONLIGHT DRIVE
10枚目のシングル「SPARK」にカップリング収録されたアップ・テンポのシャッフル・ナンバー。華やかなブラス隊が加わるサビや布袋寅泰のようなご機嫌なギター・ソロなど、底抜けにポジティヴなサウンドが魅力。
11HONALOOCHIE BOOGIE
1970年代に活躍した“モット・ザ・フープル”へのトリビュート盤に提供したカヴァー曲。サウンドは原曲に比較的忠実だが、新たに日本語詞をつけている点が特徴。堕落しながらも前向きというのんきな男の物語になっている。
12太陽が燃えている (Demo)
彼らの代表曲のデモ・ヴァージョン。デモといっても違う歌詞を歌っていたり、ギター・ソロの一部が異なる程度で、音質は良好で構成も変わらない。多少物足りない気もするが、デモの段階であっても完成度の高さがうかがえる。
13追憶のマーメイド (Original Lyric Version)
正規7thシングルと異なるオリジナル歌詞のヴァージョン。全体的に大幅な変更が見受けられる。特に「空が太陽を抱き」が元々は「雲が太陽を消し」だったなど、微妙な表現の違いに吉井和哉の強いこだわりが感じられる。
タイアップ
  • 「SPARK」 - インベスターズクラウド「TATERU」TV-CMソング
  • 「太陽が燃えている」 - テレビ朝日「musicる TV」オープニングテーマ
アーティスト
  • THE YELLOW MONKEY
    日本のロック・バンド。愛称は“イエモン”。1989年12月より吉井和哉(vo)、菊地英昭(g)、広瀬洋一(b)、菊地英二(ds)で本格的活動を開始し、92年5月にメジャー・デビュー。95年4月の日本武道館公演を成功させて以降、数多くのヒット……
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