ミニ・レビュー
『粋な男』以降、新たなファンに拡がりつつあるカエターノの78年度作品。深遠な思想とブラジルへの愛に満ちたその音楽世界は、当時もいまとまったく同じ。昨年から相次いで復刻されてきた旧作のうちでもとりわけ完成度が高く、泣けるほどに美しい傑作だ。★
ガイドコメント
優れたメロディ・メイカーであることを、さらに深く人々の心に刻みつけたアルバム。今なお多くの人に愛され続ける「テーハ」や「サンバ」といったナンバーを収録。日本初CD化となる。
収録曲
01テーハ (地球)
02テンポ・ヂ・エスチーオ (夏)
03ムイト・ホマンチコ (ロマンチックな男)
04ケン・コシッシャ・オ・ハーボ・エスピッシャ (ヒソヒソ話せば尾が伸びる)
05エウ・セイ・キ・ヴォウ・チ・アマール (あなたを愛してしまう)
06ムイト
07サンパ
08ラヴ・ラヴ・ラヴ
09カ・ジャ
10サン・ジョアン、シャンゴー・メニーノ
11エウ・チ・アモ (愛してる)