ミニ・レビュー
2枚同時発売となったアルバムのうちの1枚。すでにシングル・ヒット済みの曲を4曲もちりばめた豪華さだが、それらの楽曲に頼らない密度の濃さは特筆モノ。凝りまくりながらもバンド・サウンドに忠実な岡野ハジメのプロデュース・ワークも見事だ。★
ガイドコメント
かねてからの噂通り、『ark』『ray』と2枚のアルバムを同時発売するラルク。この世紀末の憂鬱感、救いの手を差し伸べて希望を与えてくれるような、壮大なる世界が広がる。初回限定仕様。
収録曲
01死の灰
02It's the end
タイトルどおり、終幕へとひた走る二人を描いた、塞き止められない運命の狂騒曲。冷たさを帯びたギターの音色が絶望の香りを匂わせ、キレのいいドラムが疾走感を創り出している。毒味の効いた別れの歌。
03HONEY
04Sell my Soul
05snow drop (ray mix)
06L'heure
07花葬
08浸食〜lose control〜
09trick
10いばらの涙
11the silver shining