ミニ・レビュー
第4巻は80年代前半の7枚のシングルを収録。彼が置かれていた当時の状況を考えると、こうした世界へ入っていった心情も(後追いだが)分からなくはない。だが逆に言うと、日常生活の何気ない部分が持つ重さのようなものをうたってこそ彼の世界ではないか。
収録曲
01生生流転
02むかし子供達は
03しあわせについて
04苺ノ唄
05長崎小夜曲
06北の国から 遥かなる大地より〜螢のテーマ
ハープにも聴こえる柔らかいアルペジオに、さだまさしの中性的で優しくも芯のある歌声がのせられるテーマ曲。哀愁ただようトランペットのソロ、奥行きと広がりのある歌声、すべてが北海道の広大な大自然を表現しているよう。
07退職の日
08心にスニーカーをはいて
09望郷
10あなたが好きです
11それぞれの旅
12シラミ騒動
13寒北斗
14オレゴンから愛