ガイドコメント
w-inds.の5thアルバム。16thシングル「十六夜の月」、17thシングル「約束のカケラ」、18thシングル「IT'S IN THE STARS」という3曲のヒットを含むファン待望の1枚。
収録曲
011or8
02Hush...!
03Still on the street
04Midnight Venus
05IT'S IN THE STARS
06LIGHT
07十六夜の月 (unplugged)
ほぼノリノリな勢いで押してきたアルバム『THANKS』の中にあって、ガラリと雰囲気を変えた、アコースティックな感覚を前面に押し出した楽曲。しっとりと聴かせるヴォーカルの表現力は驚くほどすばらしい。
08約束のカケラ (acoustic)
アルバム『THANKS』の中では特異な、アコースティック・ギターを主体にしたヴァージョン。とはいっても、彼らが醸し出すさわやかな雰囲気はよりいっそう強調されており、若い女性の心を捉える魅力に満ちあふれている。
09影法師
ゆったりと落ち着いたバラードでこそ、歌の表現力が問われてくるのだが、彼らはその点では合格どころか、むしろ大きな武器にすらなっていることを認識できるナンバー。バックストリート・ボーイズあたりと肩を並べそうな実力すらうかがえる。
10Balance
夏の太陽の下で海に出かけていくような、どこまでもさわやかな雰囲気の楽曲を表現するのに、現在の彼らほど適役はほかに存在するだろうか。ちょっと切ない雰囲気も巧みに入れているところが憎いほどだ。
11Stomp
ちょっと不良な雰囲気を醸し出す、ロックンロールとヒップホップの融合。Dragon Ashのような雰囲気のある楽曲も、こうして見事に消化してしまう彼らの実力は底知れない。単なるアイドルでは絶対にできない高いスキルが垣間見える。
12Sup wassup!!
パンク・ロックのような雰囲気すら漂っているナンバー。それでもところどころに人懐っこいメロディが顔を出してくるので、少しホッとして聴けるはず。七変化としかいいようのない変わり身の早さに脱帽だ。
13蝉時雨
アルバム『THANKS』のラストを飾る、R&Bのリズムをベースにした、センチメンタルな楽曲。ひと夏の恋の終わりを告げるような歌詞もなかなか感傷的で胸が締め付けられるが、端整な歌声もまたその誠実さを裏付けている。