ミニ・レビュー
ベニー・カーター、ハリー・エディソン、バーニー・ケッセル、ジミー・ロウルズらをバックに普段着で淡々と歌うビリー。『ミュージック・フォー・トーチング』と同じ時に録音した55年作。各人のソロ秀逸。コンボ・セッション的味わいもあり、ジャジィなムード横溢。
ガイドコメント
1955年に吹き込まれた、「ミュージック・フォー・トーチング」と対を成す一枚。「ホワッツ・ニュー?」などの好演が多数収録され、ベニー・カーターら伴奏陣も快調。ヴェルヴェットなムードとは言い得て妙だ。
収録曲
01PRELUDE TO A KISS
02WHEN YOUR LOVER HAS GONE
03PLEASE DON'T TALK ABOUT ME WHEN I'M GONE
04NICE WORK IF YOU CAN GET IT
05I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES
06WHAT'S NEW?
07I HADN'T ANYONE TILL YOU
08EVERYTHING I HAVE IS YOURS
演奏
ビリー・ホリデイ(VO) ハリー・エディソン(TP) ベニー・カーター(AS) ジミー・ロウルズ(P) バーニー・ケッセル(G) ジョン・シモンズ(B) ラリー・バンカー(DS)