ミニ・レビュー
犬がインテリ、羊は労働者そして豚が資本家という設定で、痛烈な社会批判をした話題作。『炎』の混迷さから抜け出し、1年半後に完成させ大ヒットを記録し、プログレ界の第1人者たる地位を不動のものとした。ヒプノシスの手によらぬカバーも話題となった。
ガイドコメント
卓越したテクニックを誇る演奏集団、ピンク・フロイドの77年作品。人間の持つ冷淡さを強く批判し、メッセージ性を持つバンドとして新たな存在感を打ち出したアルバムで演奏も印象深い。
収録曲
01PIGS ON THE WING(PART ONE)
02DOGS
03PIGS
04SHEEP
05PIGS ON THE WING(PART TWO)