ミニ・レビュー
70年代の彼のシンガーとしての魅力は、ダイナミックであると共に人間臭さをノドからあふれさせていた点につきる。妻子との別離直後の本作は最もパーソナルな部分を浮き彫りにした好盤で人間エルヴィスを味わうならこれが一番だ。皮肉な題名も泣かせる。
ガイドコメント
オリジナル発売は74年3月。「きみに夢中さ」「涙で祈る幸せ」「マイ・ボーイ」といったヒット・シングルが収録されている。アルバム・チャートの最高位は90位。そしてライヴは156回。
収録曲
01TAKE GOOD CARE OF HER
02LOVING ARMS
03I GOT A FEELIN' IN MY BODY
04IF THAT ISN'T LOVE
05SHE WEARS MY RING
06I'VE GOT A THING ABOUT YOU BABY
07MY BOY
08SPANISH EYES
09TALK ABOUT THE GOOD TIMES
10GOOD TIME CHARLIE'S GOT THE BLUES