ガイドコメント
72年発表のライヴ盤。クリームの代表曲が収録されているアルバムで、ライヴならではのスリリングで緊張感ある演奏が目白押し。曲は長いけど。スタジオ盤と聴き比べてみるのも楽しい。
収録曲
01DESERTED CITIES OF THE HEART
1968年10月4日、オークランド・コロシアムでのライヴ録音。『素晴らしき世界』収録のオリジナルにほぼ忠実な構成のライヴ・ヴァージョン。オリジナル版では擬似シタール仕様だったエリックのギター・ソロはよりブルージィなスタイルでのプレイ。
02WHITE ROOM
03POLITICIAN
1968年10月4日、オークランド・コロシアムでのライヴ録音。『グッバイ・クリーム』収録の15日後のライヴ音源の緊迫感はここにはないが、よりリラックスした3人の演奏が聴ける。エリックのギター・ソロも短かくコンパクトで、スタジオ録音版でのソロに近い印象。
04TALES OF BRAVE ULYSSES
1968年3月10日、サンフランシスコのウィンターランドでのライヴ録音。名曲「ホワイト・ルーム」の原型となったことで知られるエリック主導のロック・チューン。ワウ奏法をフィーチャーしたエリックのギター・ソロはクリーム時代を代表する名演のひとつ。
05SUNSHINE OF YOUR LOVE
06STEPPIN' OUT
1968年3月10日、サンフランシスコのウィンターランドでのライヴ録音。ブルース・ブレイカーズ時代からエリックの十八番だったブルース・クラシックの重厚長大なクリーム・ヴァージョン。エリックの長いギター・ソロはクリーム時代を代表する名演のひとつ。