ミニ・レビュー
ユーロ・ロック・ファンにはうれしい紙ジャケ+ボーナス・トラックでの復活。フランス語のプログレは、より神秘性が増して聴こえる。音楽的にはUKに近く、解散直前にジョン・ウェットンを招いたことも納得できる。やはり聴きモノは表題曲(4)〜(7)の組曲。
ガイドコメント
彼らの代表作であり、フレンチ・プログレの傑作でもある75年の2ndアルバム。タイトル曲をはじめ、複雑かつ幻想的に展開される楽曲は手に汗を握るすばらしさ。初の紙ジャケによるCD化。
収録曲
01悪魔払いのフォトグラファー:スーフルの青い光〜あばかれた正体〜怪奇現象〜…そして出現
02カゾットNo.1
03恍惚の盗人:陶酔〜色彩の盗人
04組曲「夢魔」:思考時間 (謎の暗闇/透明な湖上にて)〜夢魔 (睡眠思考/冷凍幻想/老衰頭脳/精神侵食)〜狂った操り人形 (操り人形/神への冒涜)〜プラスチックの墓碑 (プラスチックの街/墓地/不思議な子供たち/夜を求めて)
05カゾットNo.1