ミニ・レビュー
これは掘り出し物! カザルスがベートーヴェン・ハウスで録音した演奏である。バッハの無伴奏チェロ組曲などザラついたノイジーな音がするが、これはベートーヴェンが生前使用していた楽器のため。他にもホロショフスキーらとのベートーヴェンもあり狂喜乱舞の内容!★
ガイドコメント
無伴奏チェロ組曲第1番が、公式発売としては世界初登場、という注目の音源。1955年にボンのベートーヴェン・ハウスで収録されたもので、全集(1936〜39年)に比べてもはるかに鮮明な録音で聴き応え十分。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
ベートーヴェン:
02ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調op.97「大公」
[Disc 2]
01チェロ・ソナタ第2番ト短調op.5-2
02チェロ・ソナタ第5番ニ長調op.102-2
03チェロ・ソナタ ヘ長調op.17 (ホルン・ソナタ)
演奏
パブロ・カザルス(VC) [1] (2)シャンドール・ヴェーグ(VN) [1] (2) [2] ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)
録音
[1] (1)55.9 [1] (2) [2] 58.9