ミニ・レビュー
エームス・クラシックスの注目の新譜。さすがにミスターSは細部まで徹底的に追い込んで、極めて引き締まった辛口の演奏を披露。冴えた響きとなると、最初のディヴェルティメントの方がいっそう目立つかも。音質はやや手堅い印象だが、悪くはない。
ガイドコメント
巨匠スクロヴァチェフスキは作曲家としても知られ、近現代曲のスコアの鋭い読みは他の追随を許さない。手兵ザールブリュッケン放送響とともにバルトークの「オケコン」を鮮やかに描く。
収録曲
バルトーク:
01弦楽オーケストラのためのディヴェルティメントSz.113
02管弦楽のための協奏曲Sz.116
演奏
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮 ザールブリュッケン放送交響楽団