ミニ・レビュー
オガーマンとシフリンの編曲指揮によるストリングスをバックに、おなじみの名曲をゲッツが気持ちよく吹いたイージーリスニング風の63年作品。発表当初はコマーシャルな色彩が強く感じられたが、いま聴くとそれがむしろ上品に感じられるほどだ。
ガイドコメント
ラロ・シフリン、クラウス・オガーマンの2人を編曲に迎え、コンボ、ビッグ・バンド、ウィズ・ストリングスの編成で聴かせるバラエティ豊かな1枚。ボブ・ディランの「風に吹かれて」も収録。日本初CD化。
収録曲
01MOONLIGHT IN VERMONT
02IF EVER I WOULD LEAVE YOU
03LOVE
04REFLECTIONS
05SLEEPING BEE
06CHARADE
07EARLY AUTUMN
08PENTHOUSE SERENADE
09SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST
10NITETIME STREET
11BLOWIN' IN THE WIND
演奏
スタン・ゲッツ(TS) (1)(2)(11)クラウス・オガーマン(COND) クラウス・オガーマン・オーケストラ (3)〜(10)ゲイリー・バートン(VIB) ケニー・バレル(G) ジョージ・デュヴィヴィエ(B) ジョー・ハント(DS) ラロ・シフリン 他