ザ・キンクス / カインダ・キンクス+11 [再発]

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ザ・キンクス / カインダ・キンクス+11 [再発]
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    KINDA KINKS
  • ジャンル:
    海外ロック&ポップス
  • レーベル:
    サンクチュアリー
  • 規格品番:
    BVCM-47033
  • 価格:
    1,980 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
全米で大ヒットした(6)を収録したキンクスのセカンド・アルバム。65年作品。ビート・ロック、R&B、ブルースに加え、フォーク的な楽曲など、音楽的な幅が拡がるとともに、レイ・デイヴィスの個性がよりくっきりとしてきている。レアな音源を11曲ボーナス収録。
ガイドコメント
1965年発表の2ndアルバム。勢いのあるブリティッシュ・ビートにフォーク・ロックのテイストも散りばめた人気作だ。英国盤EP収録曲や未発表デモなどのレア音源を、ボーナス・トラックとして収録。
収録曲
01LOOK FOR ME BABY
レイ・デイヴィスのオリジナル曲。曲自体は標準的なポップ・ソングだが、「世界中を探しても俺は見つからない」と豪語する主人公をフィーチャーした歌詞が特徴的。作詞家としてのレイの才能が開花しつつあることを感じさせる2ndアルバム巻頭の1曲目。
02GOT MY FEET ON THE GROUND
レイ&デイヴ・デイヴィス兄弟による共作曲。デイヴのヴォーカルをフィーチャーしたアップ・テンポのロックンロール・チューンだが、カントリー調のギター・ソロが特徴的。フェイド・アウトしてしまう終盤のハイ・ノートのシャウトをもっと聴きたいと願うファンは多い。
03NOTHIN' IN THE WORLD CAN STOP ME WORRYIN' 'BOUT THAT GIRL
レイ・デイヴィスがドノヴァンばりのヴォーカルを披露するフォーキーなオリジナル曲。デイヴ・デイヴィスのアコギのテクニックもドノヴァンか、あるいはバート・ヤンシュを思わせる。キンクス独自の音楽性が徐々に変化していく過程の最初の萌芽がここにはある。
04NAGGIN' WOMAN
ジミー・アンダースンのブルース曲をデイヴ・デイヴィスのヴォーカルでカヴァー。酔っ払っているかのようなデイヴの投げやりな歌い方が本格的。原曲ではマウスハープだった間奏をギターでプレイしているところも面白い。若き曲者デイヴの独壇場。
05WONDER WHERE MY BABY IS TONIGHT
ピアノから始まるミディアム・アップのロックンロール・チューンで、デイヴ・デイヴィスのヴォーカルをフィーチャー。わずか2分間の短い曲だが、やたらに転調が多く、やや強引にキャッチーなメロディのフックに辿り着く展開はさすがレイ・デイヴィス。
06TIRED OF WAITING FOR YOU
“フォーク・ロックの元祖”という声もある名曲。眼が覚めるほど美しい英国的なメロディも、「君を待つことに疲れた」という情けない歌詞も、2年後のサイケデリック時代を先取りしたような先駆的傑作。後年のキンクスの音楽性も予感させる。全英No.1ヒットを記録。
07DANCING IN THE STREET
マーサ&ザ・ヴァンデラスの1964年のヒット曲をカヴァー。ライヴァルのザ・フーがカヴァーした「恋はヒート・ウェイヴ」と比較すれば地味な印象のカヴァーだが、選曲ミスでは? とも思えるこの頼りなさがキンクスの醍醐味といえよう。
08DON'T EVER CHANGE
ラテン調のメロディが魅力的なオリジナル曲。メロディ・メイカーとしてのレイ・デイヴィスの才能を改めて思い知らされるチャーミングなポップ・ソング。注目される機会が少ない曲のひとつだが、熱心なオールド・ファンにとってはこの手の初期の小品も大切な宝物。
09COME ON NOW
全英No.1シングル「ウェイティング・フォー・ユー」のB面収録曲。デイヴ・デイヴィスのヴォーカルとギターをフィーチャーした痛快なロックンロール・チューンで、当時のライヴでも定番のレパートリーのひとつだった。作者レイ・デイヴィスのお気に入りの1曲でもある。
10SO LONG
当時の英国産ビート・バンドとしては画期的だったフォーキーなオリジナル曲。レイ・デイヴィスがダブル・トラックによる素晴らしい一人二重唱を披露している。「過去は振り返らない」と歌いながら少しだけ振り返ってみせる巧妙な歌詞もさすがレイだ。
11YOU SHOULDN'T BE SAD
快調にドライヴするパワフルなビート・ナンバー。1964年12月に結婚したばかりの当時20歳の作者レイ・デイヴィスが当時17歳の新妻ラサに捧げた熱烈なラブ・ソング。若いカップルのハッピーな関係が伝わってくるキュートな歌詞とサウンドが微笑ましい。
12SOMETHING BETTER BEGINNING
レイ・デイヴィスが愛妻ラサとの出会いを歌ったロマンティックなラブ・バラード。せつないメロディも見事なものだが、恋する男の希望と不安を巧みに描いた歌詞も鮮やか。ハニカムズのカヴァーが全英39位のヒットを記録。オールド・ファンに愛された曲のひとつ。
13EVERYBODY'S GONNA BE HAPPY
14WHO'LL BE THE NEXT IN LINE
15SET ME FREE
16I NEED YOU
17SEE MY FRIENDS
18NEVER MET A GIRL LIKE YOU BEFORE
19WAIT TILL THE SUMMER COMES ALONG
20SUCH A SHAME
21A WELL RESPECTED MAN
22DON'T YOU FRET
23I GO TO SLEEP
(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)(22)(23)ボーナストラック
アーティスト
  • ザ・キンクス
    英・ロンドン・マスウェルヒル出身のロック・バンド。レイとデイヴのデイヴィス兄弟を中心として1964年に結成。3rdシングル「ユー・リアリー・ガット・ミー」が全英1位、全米トップ10のヒットとなり、人気バンドへと成長。その後、「ウォータールー……
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