ガイドコメント
突然の解散を発表したデスティニーズ・チャイルド初のベスト・アルバム。全米チャートで首位を獲得したヒット曲に加え、新録3曲なども含む充実の内容。彼女たちが全力で駆け抜けた8年間のすべてがここに。
収録曲
01STAND UP FOR LOVE
ベスト・アルバム『ナンバーワンズ』に3曲収録されている新曲のうちの1曲で、巨匠デヴィッド・フォスターによるドラマティックなバラード。「2005年世界こどもの日」テーマ・ソングで、ラスト・シングルとなる。
02INDEPENDENT WOMEN PART 1
映画『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌として全世界で大ヒット、全米全英1位になった彼女たちの6枚目のシングル。当時19歳のビヨンセの、みちあふれた才気をひしひしと感じられる名曲。
03SURVIVOR
「インディペンデント・ウーマン Part1」に続いてリリースされた7枚目のシングル。ビヨンセのセンスとプロデュース力の高さが証明されたナンバーで、全米2位、全英1位に輝いた。
04SOLDIER
11枚目のシングルで全米3位、全英6位を記録。サウス出身のラッパーのリル・ウェインと、リュダクリスを向こうに張って「King Of the South」を名乗る男、T.I.をフィーチャーしている。
05CHECK ON IT
ベスト・アルバム『ナンバーワンズ』に3曲収録されている新曲のうちの1曲で、ビヨンセが出演している映画『ピンクパンサー』のオリジナル・サウンドトラックに収録されたナンバー。ハンド・クラップが印象的なパーティ・トラック。
06JUMPIN', JUMPIN'
彼女たちの5枚目のシングルで、全米3位、全英5位を記録。「セイ・マイ・ネーム」と「インディペンデント・ウーマン Part1」に挟まれて印象が薄いが、リフを活かしたサウンド・プロダクションはさすが。
07LOSE MY BREATH
全米3位、全英2位を記録した10枚目のシングル。ロドニー“ダークチャイルド”ジャーキンスのサウンド・プロダクションにより、今まで以上にR&B色が強く出ているナンバーに仕上がった。
08SAY MY NAME
4枚目のシングルで全米1位、全英3位を記録した。ロドニー・ジャーキンスのプロデュースで、ミディアム・スローでありながらも勢いを感じられるトラックに仕上がっている。
09EMOTION
9枚目のシングルは、デスチャ・シングル史上初のアコースティック・バラード。なおかつビージーズのカヴァーという意表をついたリリースで、全米10位、全英3位を記録した。
10BUG A BOO
3枚目のシングルは、全米33位、全英9位と、シングルのなかでは最低ランクの売り上げ。だが、トラック自体はヒップホップ・マナーにのっとった、スキルの高い楽曲で聴き応えある仕上がり。
11BOOTYLICIOUS
8枚目のシングルは、全米1位、全英2位と、破竹の勢いを示す結果を出した。デスチャのシングルのなかでも特にファンキーなパーティ・チューンで、Rob Fusariがサウンド・プロデュースしている。
12BILLS, BILLS, BILLS
2枚目のシングルは、初の全米1位を記録(全英では6位)、彼女たちが人気、実力ともに超一流の仲間入りを示した記念碑的なナンバーだ。空間を活かしたトラックが刺激的。
13GIRL
全米23位とあまりふるわなかったが(全英では6位)、12枚目のシングル。ミディアム・テンポのバラード・チューンで、彼女たちの歌とハーモニーの実力をたっぷりと感じられるトラックだ。
14NO, NO, NO PART 2
全米3位、全英5位を記録したデビュー・シングル。ワイクリフ・ジョンをフィーチャーして、ヒップホップでありながらも温かさが感じられるトラックだ。
15CATER 2 U
デスチャ13枚目のシングルで、全米14位を記録。32ビートのような細かなビートのなかで、今までの活動の総括的な想いが込められているが、決して感傷的ではないのが彼女たちらしい。
16FEEL THE SAME WAY I DO
ベスト・アルバム『ナンバーワンズ』に3曲収録されている新曲のうちの1曲で、ロドニー“ダークチャイルド”ジャーキンスがサウンド・プロダクションを担当している。アコースティックでも、ほんのりエキゾチックなのがユニーク。
17SO GOOD
ベスト・アルバム『ナンバーワンズ』に2曲収録されているボーナス・トラックのうちの1曲。彼女たちの今の立場と気持ちを、アコースティックなトラックに見事にのせている。
18NASTY GIRL
ベスト・アルバム『ナンバーワンズ』に2曲収録されているボーナス・トラックのうちの1曲。3連のキックがループするトラックは、聴き終わった後でも耳に残るほど刺激的でミステリアス。