ガイドコメント
松浦亜弥と藤本美貴によるユニット、GAMの1stアルバム。キュートさとセクシーさとを併せ持った2人の奏でるハーモニーが、全編を通じて冴えわたっている。ルックスばかりでなく、その確かな歌唱力にも注目だ。
収録曲
[Disc 1]
01Thanks!
02純潔〜Only〜
GAMのコンサートでは、“あやや&ミキティ”のパラパラ風ダンスで会場を熱狂の渦に包み込む、疾走感のあるダンス・トラック。ティーンエイジャーならではの、淡く切ない乙女心を繊細に描いたリリックにも要注目だ。
03メロディーズ
04愛の船
奇をてらわず、オーソドックスな80年代風バンド・サウンドでまとめあげたミディアム・ナンバー。“あやや”と“ミキティ”による美しいユニゾン、ブリッジのギター・ソロにひかれるが、何よりもその美メロが胸に残る。
05ここで キスして
キスをせがむ女の子の揺れ動く心情を、1コーラス目を藤本美貴、2コーラス目を松浦亜弥が歌うという構成で展開する、歌謡曲テイストのトラック。ニュアンスが微妙に異なる二人の表現力、ヴォーカリゼーションに注目だ。
06LU LU LU
2007年3月21日に3rdシングルとしてリリースされた、デュオとしての高い完成度を感じさせる楽曲。流麗なストリングスの響きがどこかメランコリックで、哀愁を感じさせるメロディをより際立たせている。
07イチャ♥イチャ Summer
松浦亜弥と藤本美貴のまったりとしたウィスパー・ヴォイスが、楽曲に柔らかな印象を与えるキュートなナンバー。ニューミュージックを彷彿とさせるような、シンプルながら洒落たアレンジも心地いい。
08愛情オアシス
ビート感あふれるファンキーなリズムに乗せて、ちょっとアダルトなリリックが綴られる、エキゾティックなダンス・チューン。“オトナ”と“コドモ”をあわせ持つ、松浦亜弥と藤本美貴のコケティッシュな魅力が詰まった一曲だ。
09…H
つんく♂の十八番であるダンサブルなリズム・トラックとどこか哀愁のあるメロディが、まばゆいほどの魅力を放つポップ・チューン。柔らかさと力強さを兼ね備えた二人のハーモニーが、艶やかさをまとって迫ってくるようだ。
10甘い誘惑
アルバムのタイトルにもなったナンバーで、力強いバンド・アレンジが爽快な印象を残す、ストレートな8ビート・ロック。ハネたリズムを刻むドラムと疾走感のあるギター・プレイに乗せて、パワフルなヴォーカルが響きわたる。
11Thanks! (誘惑Remix)
映画『スケバン刑事』の主題歌に起用された、デビュー曲のリミックス・ヴァージョン。アグレッシヴなギター・サウンドのオリジナル・ヴァージョンから一転して、静謐なピアノが全編を包み込む優しいアレンジに。
[Disc 2]〈DVD〉