ボン・ジョヴィ / ロスト・ハイウェイ

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ボン・ジョヴィ / ロスト・ハイウェイ
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    LOST HIGHWAY
  • ジャンル:
    海外ロック&ポップス
  • レーベル:
    アイランド
  • 規格品番:
    UICL-1066
  • 価格:
    2,619 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
ナッシュヴィル録音を含む10枚目のアルバム。その地を代表するプロデューサー、ダン・ハフを迎え、確かにフィドルなどを入れたカントリー調はあるが、ベースにあるのはあくまでボン・ジョヴィ・サウンドだ。ライヴ感あふれる新鮮な演奏に好調ぶりを感じる。
ガイドコメント
2007年6月発表の10thアルバム。ソウルフルなバラード・ナンバー「(ユー・ウォント・トゥ)メイク・ア・メモリー」や「ウィ・ガット・イット・ゴーイング・オン」などを収録。期待を裏切らないツボを押さえた好楽曲が満載だ。
収録曲
01LOST HIGHWAY
通算10枚目『ロスト・ハイウェイ』のオープニング。“ヘイ、ヘーイ”と軽やかで高らかな掛け声でのスタートは、バンドが引き続き絶好調であることを象徴するよう。“自由”をテーマにしたアルバムを飾るにふさわしいダイナミックな曲だ。
02SUMMERTIME
“何だかサマータイムのような感じ”と歌われて、開放感たっぷり。重厚でさえもあるイントロ、それに続く貫禄を感じさせるヴォーカルなど、ベテランらしさと初々しさが同居している。バンドの魅力が凝縮された一曲だ。
03(YOU WANT TO) MAKE A MEMORY
しんみりと歌い出されるポップかつノスタルジックなミディアム・チューン。ムードを盛り上げるヴァイオリンやピアノの響きも印象的で、ハード・ロック・バンドという範疇を越えた表現力は、さすがボン・ジョヴィといったところだ。
04WHOLE LOT OF LEAVIN'
アコースティック・ギターをフィーチャーした爽やかなロック・ナンバー。余裕たっぷりのジョンのヴォーカルがとても良く、バックの音の組み立てやカッコいいリード・ギターなど、ベテランならではのバランス感覚に聴き惚れる。
05WE GOT IT GOING ON
本作を「ナッシュヴィルに影響された作品」というように当地で録音されたダン・ハフのプロデュースによるナンバー。カントリー・デュオ、ビッグ&リッチがゲストで参加。ナッシュヴィルの香りがするライヴ感覚たっぷりの曲だ。
06ANY OTHER DAY
ダン・ハフのプロデュース曲。やや憂いを帯びたヴォーカルに自然に体が動いてしまう軽快な演奏は、聴いていて本当に気持ちがいい。“イェイ、イェイ”という掛け声とリード・ギターが重なる瞬間だけでもゾクゾクするほどだ。
07SEAT NEXT TO YOU
スライド・ギターの柔らかな響きでスタートする、ダン・ハフのプロデュースによるバラード。情感たっぷりのジョンの歌が感動的であると同時に、共作者でもあるヒラリー・リンゼイのバック・コーラスも曲調にぴったりでいい感じだ。
08EVERYBODY'S BROKEN
メイン・プロデューサー、ジョン・シャンクスの手がけたミディアム・ナンバー。“誰もが傷ついているけどだいじょうぶ”と心を込めて歌うジョンの声が限りなく優しい。バンド・メンバーの人間的な大きな成長を感じる曲だ。
09TILL WE AIN'T STRANGERS ANYMORE
アルバム『ロスト・ハイウェイ』に4曲あるダン・ハフのプロデュース作の一つ。ゲストにリアン・ライムスを迎えたスケールの大きいデュエット曲で、アコースティックな音色が美しい。心なしかジョンの歌い方がカントリー風に感じるあたりが興味深い。
10THE LAST NIGHT
“もうひとりじゃないよ。これからはぼくと一緒さ”と歌われるミディアム。疾走感のある曲もいいが、アルバム『ロスト・ハイウェイ』には、こうしたじっくり耳を傾けることができる曲もバランスよく配置されている。特に女性には勇気付けられる名唱だ。
11ONE STEP CLOSER
アコースティック楽器とエレキ・ギターをうまく使って、とてもクリアな音空間を作り出したミディアム・ポップ・バラード。メロディが美しく、ジョンの適度にリラックスしたヴォーカルも心に残る。
12I LOVE THIS TOWN
タイトルやカントリー・タッチのサウンドから、ナッシュヴィルへの讃歌と思われるアルバム『ロスト・ハイウェイ』本編のラスト。好きな町や音楽への愛情がひしひしと感じられる、にぎやかでハッピーな演奏だ。ライヴ向きの曲のなかでも、最もステージ映えしそう。
13LONELY
アルバム『ロスト・ハイウェイ』収録のボーナス・トラック。全体に起伏は少なくゆったりとしているが、重みがあり、詞を噛み締めるようなジョンのヴォーカルは静かだが説得力にあふれている。悲しみを帯びた何ともいいようのない味わいのある曲だ。
14PUT THE BOY BACK IN COWBOY
アルバム『ロスト・ハイウェイ』収録のボーナス・トラック。ボン・ジョヴィ流カントリー・ナンバーといった感じのノリのいい楽しい曲で、詞もハンク・ウィリアムスなどの名前が登場してそれっぽい。演技しているようなドスの効いたジョンのヴォーカルも聴きものだ。
(13)(14)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ボン・ジョヴィ
    米・ニュージャージー出身のロック・バンド。ジョン・ボン・ジョヴィ(vo)を中心に結成し、1984年にアルバム『夜明けのランナウェイ』でデビュー。日本では直後に人気を博したが、本国では86年の3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』が……
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