ミニ・レビュー
大好評のモーツァルトに続いてのバッハは、今回も息子パウルの監修のもと、貴重な音源をも含むもの。モノラルも含むがその演奏は音質に関係なく、今も個性的で清新な輝きを持っていることは言うまでもない。彼のジャズが好きでない人には、自作はご愛嬌ということで。
ガイドコメント
グルダの未発表音源を含む、初発売のバッハ作品集。1955~1969年までの放送音源とプライべート録音から発掘されたもので、グルダ作曲の「プレリュードとフーガ」も収録されたファン垂涎のアルバムだ。
収録曲
01グルダのアナウンス
J.S.バッハ:
02イギリス組曲第2番イ短調BWV807
03イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
04トッカータ ハ短調BWV911
05イギリス組曲第3番ト短調BWV808
06カプリッチョ変ロ長調BWV992「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
グルダ:
07プレリュードとフーガ
録音
(1)65.11 (2)65.~66. (3)70.11 (4)55.3 (5)(7)69.10 (