ミニ・レビュー
88年パリ生まれ。クラシックの素養を感じさせるハンサム青年のデビュー作。シューマンとショパンの楽曲をはじめ、ジャズの有名曲も数多く収録、格調高い演奏を聴かせる。実兄のデイヴィッドも3曲でゲスト参加。録音も素晴らしい。プロデュースは伊藤八十八。
ガイドコメント
パリから登場したトーマス・エンコのデビュー作。タイトル曲ほかのジャズの名スタンダードを、いとも簡単に料理してみせる才能に感動させられる。それだけにオリジナル曲を含めた、今後の大いなる可能性を期待せずにはいられない。
収録曲
01KINDERSZENEN OP.15 (SCENES FROM CHILDHOOD) NO.1 - ABOUT FOREIGN LANDS AND PEOPLE
02YESTERDAYS
03I FALL IN LOVE TOO EASILY
04NANOU'S SPICE CUPBOARD
05THREE HOURS AFTER MIDNIGHT
06YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
07MY FUNNY VALENTINE
08WHERE ARE WE SAILING TO?
09I LOVE YOU PORGY - ETUDE OP.10 NO.3
10WHISPER NOT
11SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
12WALKING ON THE SUNNY SIDE
演奏
トーマス・エンコ(P) ジョアキム・ゴヴィン(B) ニコラス・シャリエ(DS) デイヴィッド・エンコ((3)(5)FLH,(10)TP)