ミニ・レビュー
2001年リリースの、さまざまな相方とのアンサンブル集。相方は10人と1組(カルテットとの共演もデュエット?)。グラス・ハープやカンテレといった異色の共演者と作り出すサウンドがかなりユニークで、なかでも、スティール・ドラムとの「ブラームスの子守歌」は面白い。最後は多重録音で自分との共演も。
ガイドコメント
宗次郎の“オカリナ・エチュード”シリーズ第3弾。本作のテーマはデュエット。ウォン・ウィン・ツァン(ピアノ)、つのだたかし(リュート)といった豪華ゲストと共演、じつに美しい響きを聴かせてくれる。2001年作品。
収録曲
01涙のパヴァーヌ〜流れよわが涙〜
02アヴェ・マリア
03Suojelusenkeli (守りの天使)
04聖母の御子
05ブラームスの子守歌
06ヴォカリーズ
07組曲「動物の謝肉祭」より水族館
08ハンガリーのメロディー
09Taivas on sininen ja valkoinen (空は青く白し)
10コネヴィスト教会の鐘
11組曲「ペール・ギュント」よりアニトラの踊り
12G線上のアリア
演奏
宗次郎(OCARINA) (1)つのだたかし(LUTE) (2)斎藤葉(HP) (3)ウォン・ウィンツァン,(7)国府弘子(P) (4)福田進一(G) (5)梯郁夫(STEEL-DS,PERC) (6)神谷百子(MARIMBA) (8)後藤勇一郎(VN) (9)高橋美智子(GLASS HARP) (10)はざた雅子(KANTELE) (11)トルヴェール・クヮルテット