ミニ・レビュー
挑戦的な内容の『エチュード』シリーズと比べ、オリジナル作品にはオカリナの音色や特徴を存分に活かせる強みがある。2001年リリースの本作では、北米の自然をイメージしたという音楽に、虫の音などの自然音やコーラスなども取り込みながら、ゆったりと静かな世界を構築している。第一人者の力量が存分に発揮された一枚。
ガイドコメント
2001年に発表された宗次郎のアルバム。カナダや北半球の自然をサウンド・テーマに置いたもので、自然に思いを馳せ、ぬくもりたっぷりなオカリナの音色を響かせている。極上のリラクゼーション・ネイチャー・ミュージック。
収録曲
01静かな地球の上で
02月夜の森1〜動物たちの夢みる頃に〜
03希望へのトレッキング〜森と人と動物と〜
04出逢いの森
05Virgin Forest
06宙空
07こだまは風にのって
08輝くいのち
09月夜の森2〜動物たちの夢みる頃に〜
10Edge of the earth〜ひとりからふたりへ〜
11永遠の森〜終わり、そして始まり〜