ミニ・レビュー
上原ひろみが強力布陣で挑んだピアノ・トリオ作。ドラムはTOTOなどで知られるサイモン・フィリップスだ。ベートーヴェンの「悲愴」以外は自作。上原のトリオ・ミュージックはアイディアにあふれ、予測のつかないスリリングな展開をみせる。それでいて彼女の個性にあふれる。
ガイドコメント
ソロやデュオなど、次々と自らの可能性を拡げていく才女、上原ひろみが、技術的な面でも評価の高いベーシストとドラマーを迎え制作した2011年3月発表のアルバム。新たなトリオ像を模索する、スリリングな意欲作だ。
収録曲
[Disc 1]
01VOICE
02FLASHBACK
03NOW OR NEVER
04TEMPTATION
05LABYRINTH
06DESIRE
07HAZE
08DELUSION
09BEETHOVEN'S PIANO SONATA NO.8 PATHETIQUE
[Disc 2]〈DVD〉
01メイキング・オブ・ヴォイス (各メンバーのインタビュー映像)
02ナウ・オア・ネヴァー (スタジオ・ライヴ)
演奏
上原ひろみ(P,KEY) アンソニー・ジャクソン(CB) サイモン・フィリップス(DS)