ミニ・レビュー
オーマンディとしては珍しいフランスもので、このうち「イタリアのハロルド」は日本初CD化。それはともかく、このコンビの絶頂期とも思われる1960年代のゴージャスでブリリアントなサウンドと水際立ったアンサンブルは、今聴いてもため息が出るほど。復活を喜びたい一組だ。
ガイドコメント
「幻想」は3種あるうちの二度目の録音。オーマンディ、フィラデルフィア管全盛期のもので、フィラデルフィア・サウンドの真骨頂が聴ける。同様に「イタリアのハロルド」ほかの作品でも色彩豊かなサウンドが堪能できる。
収録曲
[Disc 1]
01幻想交響曲op.14 (ベルリオーズ)
02付随音楽「イタリアの麦藁帽子」〜ディヴェルティスマン (イベール)
03寄港地 (イベール)
[Disc 2]
01交響曲「イタリアのハロルド」op.16 (ベルリオーズ)
02歌劇「トロイ人」〜行進曲 (ベルリオーズ)
03パヴァーヌop.50 (フォーレ)
04バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲 (ルーセル)
演奏
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 [2] (1)ジョゼフ・ド・パスクァーレ(VA)
録音
[1] (1)60.12 (2)63.1 (3)60.11 [2] (1)65.1 (2)68.1 (3