ミニ・レビュー
このころの演奏はいい意味で荒く、いまの淡々と奏でるキースになった軌跡を思い起こさせてくれる演奏。彼は70年代初頭、音楽の混沌の中から突き出て自分の世界を築きあげていった。マイルス時代以降の、彼の原点とも言える演奏だ。熱い、激しいキースが聴ける。
ガイドコメント
現代最高峰のピアニスト、キース・ジャレットがチャーリー・ヘイデン&ポール・モチアンと組んだ伝説のトリオによる未発表ライヴ録音。1972年にドイツ・ハンブルクで行なった現地ラジオ局でのコンサートを収録しており、貴重な演奏が楽しめる。
収録曲
01RAINBOW
02EVERYTHING THAT LIVES LAMENTS
03PIECE FOR ORNETTE
04TAKE ME BACK
05LIFE, DANCE
06SONG FOE CHE
演奏
キース・ジャレット(P,FL,PERC,SS) チャーリー・ヘイデン(B) ポール・モチアン(DS)