ミニ・レビュー
再録音を含むショパン・プロジェクトの3枚目は、1845年から最晩年に書かれた作品で構成。ポリーニらしく透明で、かつ温かみもある音色。計算され尽くした構成感を持ちながら、自然な呼吸で歌われていくフレーズ、そして絶妙に移ろいゆくハーモニー。まさに「至芸」と言いたいピアノだ。★
ガイドコメント
円熟を極める巨匠ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニによるショパンの後期作品集。いずれも2015~2016年に録音されたもので、「幻想ポロネーズ」「舟歌」「小犬のワルツ」など、誰もが知る名曲も多数含まれている。まさにバイブルと呼ぶべき一枚。