ミニ・レビュー
タワー・レコード、ソニー・クラシカル共同企画のオーマンディ・シリーズのひとつ。日本では発売されなかったLPで、日本初発売、世界初CD化、日本初CD化などファンには、たまらない内容になっている。こういうのをやらせたら、このコンビは無敵で、フィラデルフィア管の弦の魅力が満喫できる。
ガイドコメント
オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団が1960年代に録音したアルバム。“オーマンディサウンド”の根幹を担う弦楽セクションに焦点を当てた一枚で、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番などを収録している。
収録曲
01ホラ・スタッカート (ディニーク/ハリス編)
02ユーモレスク (ドヴォルザーク/ハリス編)
03歌劇「皇帝サルタンの物語」〜熊蜂は飛ぶ (リムスキー=コルサコフ/ハリス編)
04弦楽四重奏曲第1番ニ長調op.11〜第2楽章 アンダンテ・カンタービレ (チャイコフスキー/フロスト編)
05ピツィカート・ポルカ (J.シュトラウス2世、ヨーゼフ・シュトラウス/オーマンディ編)
06前奏曲ホ長調 (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006〜第1曲) (J.S.バッハ/クライスラー、スミス編)
07常動曲 (パガニーニ/オーマンディ編)
08スペイン舞曲集op.37〜第5曲 祈り (アンダルーサ) (グラナドス/ハリス編)
09みつ蜂 (フランソワ・シューベルト/ハリス編)
10ハンガリー舞曲第5番 (ブラームス/ハリス編)
11常動曲 (ノヴァチェック/ハリス編)
12愛の喜び (クライスラー/ライゼン編)
13愛の夢第3番 (リスト/ハーバート編)
14子供の情景op.15〜第7曲 トロイメライ (シューマン/フロスト編)
15夜想曲第2番変ホ長調op.9-2 (ショパン/ハリス編)
162つの悲しい旋律op.34 (グリーグ)
演奏
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
録音
(1)(9)(10)(12)67.12 (2)(5)(7)(8)(11)66.12 (3)65.5