ミニ・レビュー
単なるマリンバ版でないところがミソだ。全曲加藤の編曲だが、いったん作品を解体してあらためて再構築している。だから、原曲とはかなり違ってるのもある。各音はほぼ平等に扱われ、作品にドラマを持ち込まない。非(否)ロマンかつ非(否)バロック。これは前衛である。LINNの録音も独得。チョー面白い。★
収録曲
J.S.バッハ/加藤訓子編:
[Disc 1]
01平均律クラヴィーア曲集第一巻〜第1番前奏曲ハ長調BWV846
02無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
03無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
04無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011 (無伴奏リュート組曲第3番BWV995)
[Disc 2]
01リュートのための前奏曲ハ短調BWV999
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
03無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003
04無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
仕様
デジパック仕様SA-CDハイブリッド仕様オープン価格