ミニ・レビュー
共通項のない“兄弟”としてメンデルスゾーンとベルリオーズの相似性を自然体で描き切ったプログラミング、“平等”の理念で結ばれた指揮者とオケの、他に例を見ないまでの繋がり。失われてみて実感されるアバドとベルリン・フィルの秀逸なコラボレーションだ。彼らの最後の、心の演奏記録。★
収録曲
メンデルスゾーン:
[Disc 1]
01劇付随音楽「夏の夜の夢」〜序曲/第1番 スケルツォ/第3番 合唱付きの歌「舌先さけたまだら蛇」/第5番 間奏曲/第7番 夜想曲/第9番 結婚行進曲/第13番 終曲「わずかな光」●ベルリオーズ:
[Disc 2]
01幻想交響曲op.14
仕様
ハードカヴァー・ブック (60P)SA-CDハイブリッド仕様
演奏
クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 [1] (1)デボラ・ヨーク(S) ステラ・ドゥフェクシス(MS) バイエルン放送合唱団女声団員