ミニ・レビュー
74年と77年のライヴ。コンドラシンが78年に旧ソ連からオランダに亡命する直前の録音。だが81年に急逝してしまうので、ACOとの関係は長く続かなかった。豪快な力技と誤解されやすいコンドラシンだが、この録音を聴くと繊細でリリカルな音楽性の持主だったことが分かる。
収録曲
フランク:
01交響曲ニ短調
ベルリオーズ:
02劇的交響曲「ロメオとジュリエット」op.17〜愛の情景/マブの女王/ロメオただ独り-キャピュレット家の大宴会
演奏
キリル・コンドラシン指揮 アムステルダム・コンセントヘボウ管弦楽団