1939年10月31日生まれ、マリ共和国トンブクトゥ州カナウ村出身のギタリスト。本名はアリ・イブラヒム・トゥーレ。ギタリストのヴィユー・ファルカ・トゥーレは息子。10代で弦楽器の演奏を開始。その後、ギターに傾倒。70年代は国営ラジオ局に勤務し、同局の楽団に所属。76年にセルフ・タイトル作を発表。87年に初の欧州ソロ・ツアーを行なう。94年にライ・クーダーと共作した『トーキング・ティンバクトゥー』に続き、2005年のトゥマニ・ジャバテとの共作『イン・ザ・ハート・オブ・ザ・ムーン』がグラミー賞を受賞。直後の2006年3月7日に66歳で死去するが、2011年に『アリ・アンド・トゥマニ』でグラミー賞を受賞。