1923年9月17日生まれ、米アラバマ州出身のシンガー・ソングライター。カントリー・ミュージック史における最重要人物として知られる。10代の頃よりアラバマ州モンゴメリーのラジオ番組に歌と司会で出演。第二次世界大戦以降は苦難に直面するも、48年に「ムーヴ・イット・オン・オーヴァー」が大ヒット。48年から53年までの間にビルボードのカントリー＆ウェスタン・チャート1位に11曲を送り込み、メインストリームにのし上がった。ただ、健康不安の解消や鎮痛のために摂取したアルコールやモルヒネに依存するようになり、ラジオ番組からも解雇。53年1月1日、コンサートに向かう車中にて心臓発作により絶命。29歳没。