1922年6月10日生まれ、米ミネソタ州出身の女優／歌手。本名はフランシス・エセル・ガム。ボードビリアンの父とピアニストの母との間で、3人姉妹の末っ子として誕生。29年、姉とともにガム・シスターズとしてデビュー。39年にミュージカル『オズの魔法使い』のドロシー役で脚光を浴び、アカデミー子役賞を受賞。その才能を世間に知らしめ、以降も『若草の頃』などに主演し活躍。その一方で神経症や薬物中毒により精神不安定となり、スキャンダルを重ねた破滅型の人生を送ることに。その後、苦境と復活を繰り返し、63年を最後に銀幕から姿を消す。69年6月22日、睡眠薬の過剰摂取により死去。満47歳。娘には女優のライザ・ミネリらがいる。