ミニ・レビュー
ゲッツが初めてストリングスと共演した作品。美しい弦楽器サウンドをバックに彼のサックス・ソロが冴える作品だが、彼はメロディを膨らませながら素晴らしいアドリブを展開したり、何より表情豊かなストリングスと一体になって曲の持つ陰影を見事に表現している魅惑の逸品だ。★
ガイドコメント
1960年録音作品の初回限定盤。ノーマン・グランツのプロデュースでゲッツ初のウィズ・ストリングス作品。編曲をラッセル・ガルシアが担当し、スタンダード・ナンバーを収録している。
収録曲
01THE THRILL IS GONE
02IT NEVER ENTERED MY MIND
03EARLY AUTUMN
04WHEN I GO, I GO ALL THE WAY
05A NEW TOWN IS A BLUE TOWN
06'ROUND MIDNIGHT
07BORN TO BE BLUE
08WHISPER NOT
09GOOD-BYE
10NATURE BOY
演奏
スタン・ゲッツ(TS) ブランチー・バードソング(HP) デイヴ・ヒルディンジャー(VIB) ヤン・ヨハンソン(P) フレディ・ダットン(B) スペリー・カラス(DS) ラッセル・ガルシア(COND) 他