ミニ・レビュー
67年6月ニューヨーク録音。編曲指揮はサミー・ロウ。ジャズというより当時流行の南部型R&B感覚を多分に意識していたと思われるグルーヴィな味わい。力技ではなく、ヴィブラートを活用した細やかな歌唱で描き出す心情風景はクールな悲哀がしみる。
ガイドコメント
フィリップスからRCAレーベルに移籍後の第2作。70年代に華開くクロスオーヴァーなポップス路線の片鱗を見せるバカラック作「恋の面影」などを収録。RCA時代中、人気の高い作品。
収録曲
01IT BE'S THAT WAY SOMETIME
02THE LOOK OF LOVE
03GO TO HELL
04LOVE O'LOVE
05CHERISH
06I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE
07TURN ME ON
08TURNING POINT
09SOME SAY
10CONSUMMATION