ガイドコメント
イラストレーターの長岡秀星氏によるジャケットのイラストがファンの間で賛否両論なベスト盤は、1期から3期までの楽曲で構成。ここでも4期は仲間ハズレ……。哀しい……。78年発表。
収録曲
01SPACE TRUCKIN'
ロックしながら宇宙を巡るSFファンタジーの世界を楽しく描いた、ハードでノリのよいダイナミックなロックンロール・ナンバー。ライヴではインプロヴィゼーション満載の大長編に発展する人気曲の原点がコレ!
02KENTUCKY WOMAN
03HARD ROAD (WRING THAT NECK)
04BURN
ドラマティックなリフ使いとスリリングな楽曲展開、パワフルなバンド・アンサンブルという3拍子揃った第3期ディープ・パープル随一の名曲。クラシカルな旋律の導入も含め、様式美ハード・ロックの基本形がここにある。
05WOMAN FROM TOKYO
キャッチーなノリを持つメロディアスなナンバー。曲名から72年の来日公演の思い出を歌ったとも言われるが、実はこの曲が書かれたのは初来日よりも前だったとか。“東京”を“トケイオー”と発音するのが妙にファンキー?
06HUSH
07SMOKE ON THE WATER
ディープ・パープルの代名詞とも言える名曲で、72年の初来日公演時のライヴ・ヴァージョン。あの超有名リフの重厚感も増し、ミッド・テンポのリズムもよりヘヴィな存在感を放っている。エンディングの掛け合いも聴きどころだ。
08HIGHWAY STAR
ハード・ロックの教科書とも評される名曲。疾走感のある曲調、ハイトーンを活かしたヴォーカル、アグレッシヴなオルガン・ソロとクラシカルな構築美を誇るギター・ソロ。すべてが完璧に調和した見事な完成度。