ミニ・レビュー
プレスティッジとの専属契約を終えたロリンズが1958年、リバーサイドに残した貴重作。ペティフォード、ローチという当時のジャズ界を代表する名手を迎え、自由奔放な演奏を展開。人気盤『ウェイ・アウト・ウェスト』との聴き比べも面白い、ピアノレス・トリオ。
ガイドコメント
誰もが知るスタンダードを誰よりも“歌って”みせるのがソニー・ロリンズの特徴のひとつだが、本作では当時珍しかった組曲形式の大作にトライ。ピアノレスというフレキシブルなフォーマット上で、あふれんばかりの創造性を発揮している。
収録曲
01THE FREEDOM SUITE
02SOMEDAY I'LL FIND YOU
03WILL YOU STILL BE MINE?
04TILL THERE WAS YOU
05SHADOW WALTZ
06TILL THERE WAS YOU
07TILL THERE WAS YOU
08THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
演奏
オスカー・ペティフォード(B) マックス・ローチ(DS) (1)〜(7)ソニー・ロリンズ(TS)