
人気テレビドラマのサントラも担当するなど、演奏・作曲両面で大人気のピアニスト。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの古典的名曲の新録音も彼ならではの個性が刻印されている。そして〈ムンク展〉の公式テーマ曲など自作曲のボーナストラックがまた素晴らしい。ヤマハCFX使用。

2017年放送のTBS系ドラマ『コウノドリ』のサントラ。音楽はピアニストの清塚信也と作・編曲家の木村秀彬が担当。Disc 2には綾野 剛演じる天才ピアニストBABYの劇中演奏曲を多数収録。病院ドラマらしい緊張感あるものから包み込むような柔らかさのあるものまで、曲調も幅広い。

2年前に放送されたテレビドラマ『コウノドリ』。命の尊さを描くドラマの感動を盛り上げ視聴者の涙を誘ったのが清塚信也の楽曲。彼のオリジナルのピアノ曲(連弾含む)を集めた一枚。今年放送の『コウノドリ』新シリーズの音楽や映画音楽など。パガニーニの主題による連弾曲の悪魔的高揚は必聴。

今やドラマや映画など映像音楽の世界でも欠かせない存在の清塚信也。Huluオリジナルドラマのサントラとなるソロ曲。TBSドラマ『コウノドリ』で視聴者の感動を呼んだ「Baby〜」は嬉しい新編曲。奏者編曲のラフマニノフのピアノ協奏曲やポピュラー音楽など。ますますファンが増殖しそうだ。

ピアニストの清塚信也と作・編曲家の木村秀彬が音楽を担当した、TBS系ドラマのサントラ。懐かしさとぬくもりに満ちた優しい曲調から緊張感のみなぎる曲調まで、ドラマを彩る多彩な楽曲を収録。Disc 2には、清塚自身のピアノで同ドラマのテーマ曲が収められている。

すでに人気・実力を兼ね備えたピアニストとして評価を確立している清塚は近年、映像音楽の分野に進出。その質の高さを実感できる一枚。TVドラマ『コウノドリ』のための3曲、特にメイン・テーマの音空間は絶品。オリジナル曲に加えて編曲物も楽しめる。ヤマハCFXのサウンドが美しい。

オリジナル曲をはじめ、ガーシュウィンにマイケル・ジャクソンなど、バラエティに富んだ選曲の面白さ。センスの良いアレンジはもちろんのこと、それらを鮮やかに弾きこなす演奏も、歯切れのいいリズム感、幅広いデュナーミクによってエンタテインメント性に満ちたものになっている。

クラシックの王道プログラムも上質なピアニズムで弾くが、時代に敏感な感性は、さまざまな方向へと活動を展開させる。これは、そのひとつの結晶だ。自作を含めたユニークで多彩な選曲。それぞれが響き合い、トータルで聴くことで完結するコンセプチュアルな一枚。

“癒し”の次の段階は“眠り”なのだろう。睡眠への導入を経て、爆睡にまで落とし込んでいく音楽の効能。それは今さら言うまでもないことなのだが、ここまで正面切って“聴いて寝ろ”と言われると、これからも音楽を聴いて堂々かつ安心して寝てしまいそう。いや、それでいいのだ。

上質なヒーリング・アルバムといっていい。「ワルツ第3番イ短調op.34-2」はチェロを、「ノクターン第2番変ホ長調op.9-2」はヴァイオリンを加えた編曲版になっていて、ボーナス・トラックに清塚作曲の3曲と、なぜか「龍馬伝紀行2」が入っている。演奏もきめ細かなニュアンスに富んだロマンティックで甘美なものになっている。確かに夜向きではある。

トーク・コンサートをはじめ、TVやゲーム音楽など幅広い活躍を続ける清塚信也の本格クラシック・アルバム第2弾。ラウンジ・ミュージック的な音作りで、あえてダイナミック・レンジを拡げず、ソフト・フォーカスで捉えた響きが耳に快い。絵本風のブックレットもお洒落。

3枚目にして初の本格的なクラシック・アルバム。ドラマ版の『のだめカンタービレ』で、千秋真一のピアノ演奏の吹き替えをしていたから、お馴染みだろう。強弱緩急の押さえどころも的確で、ショパンでの甘さと「熱情」でのダイナミズムとを持ったスケールの大きな演奏だ。

ドラマ『のだめカンタービレ』で,千秋真一のピアノ演奏の吹き替えを担当した清塚信也。彼の繊細な感受性が結晶化したオリジナル曲は、センチメンタルな心地に浸りたい時にぴったりだ。クラシックのカヴァー曲(松浦晃久編曲)は、マキシムに似たテイスト。

大人気のドラマ『のだめカンタービレ』などでピアノ演奏を担当している清塚信也。正統的なクラシックを学び、サロン・コンサートを活発に開いているという。打ち込み音源にクラシックの名曲を絡み合わせて、親しみやすさをアピール。クラシック・ファンを増やせるか。