ミニ・レビュー
カラヤンとベルリン・フィル。大曲とは別にこういうものを聴くと、ふと彼らの文化的基盤を見せられる感じ。それを相手に、そーなんだよねー、とか、自分の基盤は……、とか、この曲を知ってる、とか言いながら楽しめる。リマスターで豪華な音に蘇ってる。
ガイドコメント
クラシック小品はカラヤン、なんて言葉は聞きあきた感もありますが、やはり巧いと思います。新マスタリング“AMSI”でコンサート・ホールの音場が部屋に。《エロクァンス・シリーズ》中の1点です。
収録曲
01ラデツキー行進曲op.228 (J.シュトラウス1世)
02アンネン・ポルカop.117 (J.シュトラウス2世)
03ウィーンはウィーン (シュランメル)
04フローレンス行進曲 (フチーク)
05ピチカート・ポルカ (J.シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス)
06「ジプシー男爵」〜入場行進曲 (J.シュトラウス2世)
07「軽騎兵」序曲 (スッペ)
08ヨルク行進曲 (ベートーヴェン)
09常動曲op.257 (J.シュトラウス2世)
10行進曲「我がオーストリア」 (スッペ)
11行進曲「双頭の鷲の旗の下に」 (J.F.ワーグナー)
12トリッチ・トラッチ・ポルカop.214 (J.シュトラウス2世)
13ケルンテンのリーダー行進曲 (ザイフェルト)
14行進曲「チロルの木こりの誇り」 (J.F.ワーグナー)
15ポルカ「雷鳴と電光」op.324 (J.シュトラウス2世)
16エジプト行進曲op.335 (同)
17我ら皇帝親衛隊 (ミュールベルガー)
18ポルカ「狩り」op.373 (J.シュトラウス2世)
19ペルシャ行進曲op.289 (同)
20旧友 (タイケ)
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 (1)(2)(5)(7)(9)(12)(15)(18)(19)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(3)(4)(6)(8)(10)(11)(13)(14)(16)(17)(20)ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル