スティーヴィー・ワンダー / トーキング・ブック [再発][廃盤]

はてなブックマークに追加
スティーヴィー・ワンダー / トーキング・ブック [再発][廃盤]
CD
ガイドコメント
「サンシャイン」や「迷信」など、世界的ヒット・ナンバーを含む72年発表の傑作。70年代、黄金期の幕開けを告げる、躍動感に満ちたファンク・サウンドが魅力のアルバム。第16回グラミー賞最優秀ポップ・ヴォーカル賞を受賞した。
収録曲
01YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE
02MAYBE YOUR BABY
70年代にはスティーヴィーの代名詞でもあった楽器、クラヴィネットをフィーチャーしたヘヴィなファンク・チューン。ヴォーカルとコーラスとの絡みが絶妙。レイ・パーカーJr.のギターも光る。洗練と泥臭さが反発せずに共存できる世界はスティーヴィーならでは。
03YOU AND I
印象的なメロディのラブ・バラード。リリースと同時にスタンダードになりそうなタイプの曲だが、オーソドックスなピアノに絡むシンセサイザーのフレキシブルな使い方がいかにもスティーヴィーらしい。豊かな音楽的素養と斬新な発想とのコラボレーションによる秀作。
04TUESDAY HEARTBREAK
ワウ・ギターとクラヴィネットを効果的に使ったミディアム・テンポのファンキーなポップ・ソング。スティーヴィーのマイペースなヴォーカルが秀逸。デニース・ウィリアムスらの女声コーラスも好サポート。デヴィッド・サンボーンのサックス・ソロも楽しめる。
05YOU'VE GOT IT BAD GIRL
シングル「迷信」のB面収録曲。ラテン調のリズムとジャジィなタッチが心地良いポップ・ソング。エレクトリック・ピアノやシンセサイザーの使い方も見事だが、ヴォーカルとコーラスとの絡みが特に楽しい。ダニエル・ベン・ゼブロンのパーカッションも好サポート。
06SUPERSTITION
07BIG BROTHER
十八番のハーモニカをフィーチャーしたアンプラグドなタッチのポップ・ソング。牧歌的な雰囲気のサウンドだが、実は辛辣なメッセージを含むプロテスト・ソング。しかし、音楽的にはピースフルで、スティーヴィの歌声も穏やかに響いている。
08BLAME IT ON THE SUN
ピアノをフィーチャーしたアンプラグドなサウンドとコーラスを従えた、スティーヴィーらしい豊かな情感をたたえたバラード。失われた愛について、さまざまな言い訳を並べながら、最終的にはすべては自分のせいだと認める歌詞も彼らしい。
09LOOKIN' FOR ANOTHER PURE LOVE
後年のAORを先取りしたかのような、メロウなフュージョン・サウンドが楽しめるバラード。ジェフ・ベックとバジー・フェイトンによるツイン・リード・ギターがフィーチャーされている。洗練されたサウンドに彩られた濃厚な音楽性をじっくりと堪能できる贅沢な1曲。
10I BELIEVE (WHEN I FALL IN LOVE IT WILL BE FOREVER)
美しく簡潔だが的確で力強いサウンドをバックに、真実の愛について歌ったバラード。余計な力を入れず、シリアスになり過ぎることもない姿勢がいかにもスティーヴィーらしい。リラックスした雰囲気の中での自然体の歌声が心地良く響く。最良の中庸がここにはある。
アーティスト
  • スティーヴィー・ワンダー
    1950年米国ミシガン生まれ。12歳でデビューし、盲目の天才少年シンガーとして脚光を浴びる。71年にはすべての作業を自らの管理下において制作した『青春の軌跡』を発表し、モータウン・サウンドから脱却。その後も従来のソウルにとらわれない斬新なサ……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」[インタビュー] TSUMUZI 5拍子の魅力に取りつかれた男の新作は、これまでのリズム研究の集大成
[インタビュー] みやけん×ヒビキpiano 「二刀流」vs 「超テクニック」人気のピアノ男子対談![インタビュー] 佐野元春 自身の名曲群を“再定義”した 最新アルバム『HAYABUSA JET I』
[インタビュー] ヒロイックニューシネマ “誰かのヒーローになる” 新体制となって初の全国流通アルバム完成[インタビュー] エクスペリメンタルHip HopユニットDry Echoes 4年ぶりとなる2ndアルバム完成
[インタビュー] 三浦文彰 清水和音 『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』を発表 全曲演奏会の最終回を東京と大阪で開催[インタビュー] のん (映画『私にふさわしいホテル』)
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015