ミニ・レビュー
84年3月13日、ベルリンのフィルハーモニーでのライヴ。「はげ山の一夜」は粗暴なオリジナル版を使用。爆演気味。プロコフィエフの協奏曲ではキューバ出身のグティエレスが登場。「新世界より」では、テンシュテットの指揮の下、異様に熱いベルリン・フィルに圧倒される。
ガイドコメント
プロコフィエフは初、「新世界」は2度目で前もBPOだった。おどろおどろしい「はげ山の一夜」、グティエレスが素晴らしいピアノを聴かせるプロコフィエフ、そして高揚感に満ちた「新世界より」と聴き応え十分な一枚だ。
収録曲
[Disc 1]
01「はげ山の一夜」 (オリジナル版) (ムソルグスキー)
02ピアノ協奏曲第2番ト短調op.16 (プロコフィエフ)
[Disc 2]
01交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」 (ドヴォルザーク)
演奏
クラウス・テンシュテット指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 [1] (2)オラシオ・グティエレス(P)