ミニ・レビュー
オーセンティックな楽器の先駆者であるコレギウム・アウレウム。ガット弦のアンサンブルとナチュラル・ホルンやバロック・オーボエが綾なす古雅な響きの魅力は今も色褪せない。リンデらの名手が奏でる楽の音からは名醸ワインにも似た馥郁たる香りが漂う。
ガイドコメント
微妙繊細な音色と細かなアーティキュレーションで、雄弁な表情を描くソロ。ピリオド楽器の魅力をよく伝える演奏だ。ピリオド・アプローチの発展途上期の録音だが、いまだに新鮮な魅力を放っている。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
02ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
03ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
[Disc 2]
01ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
02ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
03ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
演奏
コレギウム・アウレウム合奏団 グスタフ・レオンハルト(HC)
録音
[1] (1)66.6 [1] (2)(3) [2] (1)67.5 [2] (2)(3)65.9