ガイドコメント
ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた2作目で、その後の彼らの成功に大きく結びついた1枚。78年作品。その音楽性はショッキングなほど斬新で、いまだに色褪せることがない。
収録曲
01THANK YOU FOR SENDING ME AN ANGEL
02WITH OUR LOVE
03THE GOOD THING
04WARNING SIGN
ティナ・ウェイマスお得意のベース・ラインのループに合わせて展開するギター・リフが、シンプルながらも非常に味わい深い。クリス・フランツのキックの使い方が巧みなリズムも非常に現代的で、時代を感じさせない佳曲。
05THE GIRLS WANT TO BE WITH THE GIRLS
06FOUND A JOB
07ARTIST ONLY
08I'M NOT IN LOVE
09STAY HUNGRY
10TAKE ME TO THE RIVER
アル・グリーン作曲の同名曲のカヴァー。キリスト教賛美的な世界観の曲を、ジェリー・ハリソンの都会的なキーボードとティナ・ウェイマス独特のベース・ラインで見事にトーキング・ヘッズ・アンセムへと変貌させている。
11THE BIG COUNTRY
カントリー・ミュージックのようなのどかな雰囲気を醸し出すスライド・ギターが印象的なナンバー。遠くから都市部の様子を冷めた視線で見つめているような歌詞とあいまって、ノスタルジックな世界観を演出している。